この夏、足首の急な痛みを感じ病院を受診したら痛風と診断された
そんなひと夏の体験記です
痛風とは思わなかった痛み
ある朝、起きたら足首が骨でも折れたかと思うほどの痛みで歩くことができなかった
前日の夜も何ともなく、何かした記憶もなく、全く身に覚えのない痛み
とりあえずびっこを引きながら仕事をした
が、翌日の朝も変わりなく痛むので、普段はめったに行かないが病院へ行くことにした
病院へ行き、症状を話すと医者はピンと来たようで、念のためレントゲンと採血をすることになった
レントゲンの結果も問題はなく、問題があったのは採血で
尿酸値がなんと9.2
足首の痛みはいわゆる痛風の症状だったのだ
因みに痛風を疑われる尿酸値は7.0以上だそうなので
この数値は完全に痛風だと言っていたことになる
(担当してくれた医師は尿酸値が10を超えているそうだが
症状が出ていないため治療はしていないらしい。そんなこともあるんだそうだ)
夏特有の痛風
近年の夏の暑さは尋常ではなく、よくある話らしいのだが
どうやら夏には痛風になる人が増えるらしい
暑くて汗をかき、体内の水分量が少なくなるとその分尿酸値が高くなる
そのまま過ごしていると血液内で尿酸が結晶化し、それが関節部分に溜まる
その溜まった結晶が何かのはずみで崩れると結晶が刺さって痛む、ということらしい
その結晶はトゲトゲだから
痛風は男性がなりやすく、女性はめったにならないといわれているが
この脱水性の痛風は女性でもなることがあるそうなので
自分は女性だからならない、と思っていてもそうではないらしい
脱水性の痛風は近年増えているとも聞いた
皆さんもぜひ気を付けていただきたいと思う
で、何をしたらいい?
病院では痛み止めと胃薬が処方された
痛風の薬ではない?と不思議に思ったが
どうやら脱水性の痛風は慢性のものとは違うようで
とにかく水を飲んで濃度を薄めろと指示された
いま痛くて動けないのは痛み止めで対処し
(胃薬は痛み止めとセット)
痛い箇所の炎症反応が収まったら痛み止めも必要なくなる
その時にもう一度血液検査をして、尿酸値が7.0以下になっていれば
改善したということで治療は終了になる予定だ
今はとにかく水を飲んで(なるべく汗をかかないようにして)濃度を薄めることに専念だ
二度目の採血
痛み止めが2週間分出ていたので、
医師の指示の元2週間を過ごし、薬がなくなるころに二度目の採血をした
(診断後、1週間はまともに動けなかったがその後はなんとか動けるまでに症状は回復した)
ここで尿酸値7.0を下回っていれば治療終了
だがしかし、まだ数値は下がっておらず治療継続になった
(まぁまだ暑くて仕事したら汗かかないわけにもいかず尿酸濃度を薄められているとも思えなかった)
炎症反応もまだあった為痛み止めは継続、さらに痛風の治療薬が出た
この痛風の治療薬、どうやら一番弱い薬らしく
一度痛風の診断をされた患者は全員1か月間は飲まなければならないものらしい
今回もこの後1か月飲んで再度採血の予定だ
1か月後の採決の結果次第で今後の治療方針も変わるとのこと
また1か月間、水を飲んで尿酸を薄める生活が始まった
日常の生活で変えたこと
この診断で日常生活を変えたのは、飲酒と水分摂取くらいだった
飲酒は当初の2週間は厳禁だったため、飲みにもいかず(歩けなかったから行けなかったが正しいw)
エアコンの下、苦手な水を飲み続けた
濃度を薄めるには水がいいとは聞いていたが、どうも水は苦手だったので
水分ならなんでもいいと医師から言質をとり
スポーツドリンクやお茶を飲んでいた
ま、結局苦手な水も飲むことになったのは
スポーツドリンクには砂糖がたくさん入っていることや
お茶はカフェインが多いため利尿作用があり水分を輩出してしまう
さらに夜眠れなくなったため、減らさざるをえなくなったからだ
現状は
いまは足の痛みもなく、日常生活にも支障をきたすことはなくなったが
まだ1か月目の治療中のため、水分摂取と薬での治療は続いている
飲酒も通常通りに戻っている
だが暑い夏の真っただ中、まだまだ汗をかく毎日が続いているから
もし次回の採血で数値が下がっていたとしても
水分摂取はしつづけなければならないだろう
涼しくなるまでは…
とはいえ、次回の採決で数値が下がっていなければ治療は継続
数値が上がっていたら薬の強さが上がり、それこそ本格的に痛風の仲間入りになるので
二度とあのような痛みを味わわないよう
日々意識をして生活していかなければと思っている
最後に
痛風は風が吹いても痛いとは聞いてはいたが
思っていた痛みとは違ったがかなり痛い
動けないほどの痛みだったから
もう二度と味わいたくはない
皆さんも十分気をつけていただきたい
まぁ、経験したものでなくてはわからないかもしれないが
コメント